2016-3-29
今日の題材はとてもアメリカらしい出来事、言葉の紹介です。俗に TPing 、つまりToilet Paperingと言われるいたずらです。
トイレットペーパーが "to toilet paper" と動詞になるんですね。
Her house got TPed.
というように普通の動詞と同じように使えます。
数週間前の週末、土曜日の朝起きてカーテンを開けると、隣の家がこんな状態になっていました!
隣の家には高校3年生の娘さんがいます。(アメリカの高校は4年あるので、日本で言うと高校2年生になります。)その娘さんの友達がこういうことを夜中にしたんですね。
去年にも一度あったのですが、ここまで派手にやられていなかったので、今回は再度、きちんとやろうということだったのでしょうか。
去年の時はたまたま朝用事があって出かけ帰ってきたところ、お母さんと娘さんで一生懸命掃除をしていたので、少し話をしたら、友達同士でやってるんで、今回はうちの番だったんでしょうねー、などとお母さんも悠長に言いながらできるだけトイレットペーパーをとっていましたが、今回はここまで派手にやられると、そこまで大目に見ることができたかどうか定かではありません。
これ、掃除をするのはかなり大変です。木は高いのでかなり長いものを使っても上までは届きませんし、雨が降ったりしようものなら汚らしいし、近所にも迷惑がかかります。(実際、手前の木はうちの敷地にも入りかかっているので、当然、うちの庭にもトイレットペーパーが飛んできました。)
うちの子供達の友達がこんなことをしにきたら、結構怒るかも、と考えてしまいました。
木だけでなく家や車にもすることがあるようですが、家はさすがに高いので難しいのではないかと思います。
どうやってやるかというと、トイレットペーパーを下から木の反対側に向かって投げてそれを繰り返すんですね。一体どれくらいの時間がかかったのでしょうか。
この TPing 、何か友達同士で問題があって仕返しということでやる場合もあるかもしれませんが、ほとんどは悪気のない単なるいたずらのようです。
このようないたずらのことを "Prank" と言います。
いたずらをすることを "to play pranks" と動詞は "play" を使って表現できます。"To play tricks" とも言えます。
そして、そういういたずらをする人のことを "Prankster" と言いますが、最近ではそんなこともうまくやれば職業になってしまうようで、隠しカメラを使ったり、色々工夫をこらしていたずらをし、それをビデオにとりYouTubeに載せて人気を得、今では有名人になっている人もいます。不思議な時代になりましたね。
TPは違法かどうか、ということについては色々意見があるようで、やはり掃除が大変なことから、また他人の敷地に入ってそういうことをするのは違法だ、という意見や他愛のない遊びだからいいじゃない、という意見とあるようです。
州によっては違法なので子供がやりたいと言った場合は気をつけましょう。
確かに家を壊したりするわけではないし、人身に対して危険というわけではないですが、資源の無駄、と考えてしまう私は物を無駄にするな、と言われて育った日本人だからでしょうか。
アメリカに住んでいると疑問に思うようなことがあっても、「アメリカ文化」だからと言われればもうそれまでなのですが、色々なところで資源が豊かな国だからこういう意識がないんだな、と感じるところがあり、これもそういう出来事の一つです。

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