Multi-Level Marketing: MLM、 マルチ商法

2015-10-28

 

先日、友人が講師をするカード作りの集まりに行ったので、アメリカでよく遭遇するマルチ商法を取り上げます。

 

Multi-level marketingというのは日本語では「 マルチ商法 」または「連鎖販売方式」といわれています。日本ではねずみ講と同じように認識され(本当は違うのですが)、あまりいいイメージはないようですが、アメリカではネットワークマーケティング(network marketing)、直接販売(direct selling)ともよばれ、この方法で販売をしている会社がめちゃくちゃたくさんあります。

 

お店に出して一般流通にのせるのではなく、個人が販売員となり一般大衆に販売をし、コミッションとして販売員が利益を得る方法です。そして、販売員がまた別の人を販売員として自分の組織の下に入れると、その人が販売した分もいくらかコミッションが入るので、頑張って自分の組織を大きくすればするほど儲かるわけです。でも何代下までのコミッションを得られるのかという制限があるので無制限に広がっていくねずみ講とは違うわけです。(とはいっても横幅を広げていけるので、ほぼ無制限とも言えるのではないかと私は思いますが...。)

 

通常、販売員自身が、または別の人がパーティを開いて、食べ物や飲み物を出して、歓談しながらそこで商品を見せたり実演したりして商品を紹介します。別にパーティに参加したからといって買わなければいけないこともないので、気軽に行けばいいのですが、行くとやっぱり買いたくなってしまうことも多々あるので、絶対お金を使いたくない場合は行かない方がいいかもしれません。

 

日本でこの方法で販売している会社として知られているものとしてはアムウェイがありますね。タッパーウェアもそうですがホームページを見ると日本では販売代理店もあるようですから、個人販売員だけではなくお店経営にもなっているのでしょうか。

日本は家が狭かったり知り合いに集まってもらうのにも行くのが大変だったりなかなか知らない人を多数招いてパーティをするのが難しい現状があると思いますが、アメリカでは簡単に移動できる上、家も比較的広いのでこういう方法が浸透しているのかもしれません。

 

冒頭に出しました写真は私が作ったものですが、季節がら、今週土曜日のハロウィーンと秋をテーマにしたカードです。この会社はStampin' Upといいます。スタンプや紙を型抜きしたもの、テープなどを使ってカード作りを楽しむもので、作るのは本当に楽しいですね。

 

これもたくさんの人で集まって一回に3つくらいカードを作ります。その時は材料費くらいで参加するのですが、やってみるとまた作りたくなるので、材料の紙や型などを買うことになります。

 

以下、私がこれまで参加して買ったことがあるもの、見聞きしたものを並べてみます。

 

またチャレンジ精神旺盛な方は興味がある商品があったらコンサルタントになってみてもいいかもしれませんね。人を下につけてその人たちの売り上げからもコミッションがもらえたらいいような気がしますが、でも、言葉で言うほど簡単なことではないですよね。まずは絶対この商品がいいんだ!という信念がないと続けられないと思いますし、自分のネットワークを構築していくのもかなりの努力が必要だと思います。成功している人を見てもはそれなりに時間と労力とお金の投資をしているようです。

 

 

 

商品については会社名がリンクになっているのでそちらをクリックしてください。

Thirty-one: サーティワンと言われればアイスクリームしか知らなかったのですが実はかばん屋さんでした。パーティに誘われるまで聞いたこともなかったのですが、その後注意して見てみると、非常に多くの女性がここのかばんを持っています!

 

おなじみタッパーウェア(Tupperware)

左が Pampered Chef という会社でキッチン用品を売っています。近所の家族のご主人が副業で始めたらしくパーティにはよばれなかったのですがカタログを持ってきたのでピザを焼く石の台(と言いますか? Pizza stoneと言います。)を書いました。

 

右は Tastefully Simple というところでこちらは食品のミックスとか調味料などです。

こちらはイギリスの出版社であるUsborne Publishingというところで子供向けの本を売っているところです。次女の友達のお母さんが一生懸命やっていたので、私はここの本はたくさん持っていますが、手触りもよくて、見た目もかわいいですし、見たら絶対欲しくなる本ばかりです。乳幼児から高校生くらいまでを対象にした本、その他の商品を扱っています。手前のものはシェイクスピアやディケンズの小説を簡単にしたもので、子供に名作を紹介するのにいいと思います。

 

この投稿をした10年ほど前(2015年)にはUsborneという名前だったのですが、今はPaperPieという会社になったようです。が、やはり個人的に家でパーティをしたり学校でブックフェアに参加したりして売る部門もあるようです。

これはよく見るのでご存知でしょうが化粧品のエイボンメアリーケイ

 

一番右はロダン&フィールズ(Rodan & Fields)という会社でスキンケアの商品を売っています。二人の女性の皮膚科の医者が始めた会社で、日本人の友達でもニキビが治ったのはここの商品のおかげだったと言っていた人もいます。近所にこれを売っている人がいてたまたま知り合いになって、ビジネスの相談と言われたので通翻訳のお手伝いならと思い聞きに行ったら日本に会社が進出するので私に売って欲しいということだったようで辞退させていただきました。

左はたまたま見かけたのですが、Origami Owl というジュエリーの会社で、名前から折り紙に関係あるのかと思ったら、そうではなくて自分だけのジュエリーを作れるということで、最初はロケットペンダントを売ることからスタートしたそうです。始めたのはなんと14歳の女の子です。すごいですね。

 

右も同じようなジュエリーの会社、Stella & Dot です。

こちらは Pink Zebra というろうそくではなくて、丸い粒を溶かしてにおいを出すタイプで普通のろうそくは体に有害なものが出るということですが、これはたしか大豆ベースの良い物だと聞きました。

そしてエッセンシャルオイルです。左はヤングリビング、右がドテラです。

 

どちらもユタのオイルの会社で質はどちらも非常にいいと思います。もともとヤングリビングがあって、何か意見の相違があってヤングリビングから抜けた人がドテラを創設したということで、ブレンドオイルと言われる物のレシピを盗んだとか色々問題があって訴訟沙汰にもなっていましたがどうなったのか私はフォローしていません。値段もドテラが安いと言うこともないと思いますが、ドテラは急成長しました。私の知り合いもこのコンサルタントになって最初は奥さんだけでやってたのが夫の方も会社をやめて二人でやって富を築き上げたようです。私が知り合った頃はエッセンシャルオイルが人気になってきた頃だったので時期がよかったのかもしれません。

こちらはNorwex というノルウェーの会社でマイクロファイバーのタオルが主商品です。非常に細かいマイクロファイバーなので普通の物より質がいいらしいです。

 

あとはマイクロシルバーが入っていて洗って乾かしておくだけで殺菌作用があるということです。水で濡らして拭くだけで99%のバクテリアを除去するとうたっています。

 

体を洗うのも石鹸は使わなくてもいいということです。

 

私も使っていますが、そうは言っても長年使っていると汚れてきます。殺菌作用は2年は有効ということですが。

 

キッチンの小さいタオルについてはペーパータオルの代わりにということなんですが、どうもタオルを濡らす前の吸収力がイマイチかなと思います。でも、窓や鏡を拭くのは2枚セットがあるんですが本当に感動的にきれいになります。化学薬品の入ったスプレーでペーパータオルで拭く、ということは二度としなくなりました。

 

以上、私がアメリカで生活する中で目にし、実際にパーティに行って購入したものを紹介しました。

 

日本ではこのようなやり方に対しては否定的な見方がほとんどだと思いますが、本当に良い商品もありますので、これだけをビジネスとして成功させないと生活できないような状況だとプレッシャーがかかるので、商品の良さを信じていて誰か欲しければ売るくらいのスタンスでゆるくやるにはいいかもしれません。実際、これらの商品を欲しい人はたくさんいると思います。

 

ただ、今は商流が多岐にわたっていて実際にはオンラインで会社から直接買えたり、アマゾンに出ていたりするのでコンサルタントを通して買わなくても手に入る実情があります。

 

私もエッセンシャルオイルや最後のノーウェックスなどコンサルタントではなくて、どこかのショーに出ていたので買ったり、アマゾンやeBayで買ったこともありますので最初に紹介してくれたコンサルタントの利益には貢献していません。

 

コンサルタントの人もそれぞれ努力をしているので、会社のセールスと同じで別に悪い商売方法だとは思いません。ノルマを課されると皆自分のお金をつぎこんで買うことになり破産するということが起こるのかと思いますが、好きなだけ売ればいいだけなら大丈夫かと思います。

 

アメリカの方が日本より社会としてマルチ商法には寛容であると思いますし、個々の人たちもマルチ商法を受け入れているので誰かが売っていると知っても身構えることなく普通に対処していると思います。

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