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ギプス(Gips) and Casts

2016-8-10

 

今日は日本で「ギプス」( Gips )、英語で " Casts "と言われるものについてです。

 

日本の夏はかなり厳しいですが、皆様体調を崩さずお過ごしでしょうか。私が住むアメリカ中西部の夏は暑い日もありますが、家が適度に空調されているので過ごしやすいです。

 

ところで、今日の題材になる出来事は7月に2週間ほど行った日本で起こりました。いつもはもう少し長く滞在するのですが、今年は色々と事情があり2週間と短い滞在となりました。

 

そのため、友人ともほとんど会えず、二人しか会うことができませんでした。

 

そして、その出来事というのはアメリカへ戻る三日前に起こったのですが、もうすぐ8歳になる息子が手首を骨折してしまったのです。

 

なんでこんなことに!!とそうなった状況を防げなかったことに対する後悔や自責の念も強くありましたが、頭をぶっつけたり、交通事故だったりもっと悪い状態になることもあり得たわけですから、単純な骨折で済んでよかったと思うようにしました。

 

骨折をすると通常「ギプス」をしますね。この「ギプス」というのは元はオランダ語の石膏を意味する言葉のようです。日本では「ギブス」と「ブ(ふに点々)」と言うこともあるようですが、正式には「プ(ふに丸)」ですね。

 

このように日本では普通に使っている言葉が外来語でどこの言葉かわからず、いざ英語で言おうと思って、あれ?これは英語なの?と思うことがたまにありますね。

 

英語ではギプスと言っても通じることがあるのかどうかわかりませんが、普通は "Cast" と言います。

 

You need a cast on your arm. (腕にギプスが要ります。)

 

他に"cast" に使える動詞は put, get, apply などです。

 

How to apply a cast.(ギプスの仕方)

I got a cast.(ギプスをした。)

The doctor put a cast on my leg.(お医者さんが足にギプスをした。)等々。

 

肘までの短いものを "short casts" と言って、肘から上までのものは "long casts" と言います。

 

ここで書いたように cast は複数になります。

 

私は自分が骨折をしたことがないのでギプスについては知らないのですが、最近は進化していてガラスファイバーを使ったものを巻いて、水をつけて硬くして固定するんですね。私はまったく知らなかったのでびっくりしました。

 

アメリカに戻ってこちらでもやってもらいましたが、最近では防水性(waterproof)のものがあって、シャワーに入ってもプールに入ってもいいそうです。さすがにプールは少し抵抗があって行ってませんが、水がかかっても問題ないというのはお風呂の時に安心です。

 

子供の骨折は大人より早く治るようで、4〜6週間で治るそうです。私が骨折したらどんなに大変なんだろうと思いますが、子供は治りが早くて助かります!

 

今回、この事故で日本で救急車に乗って救急病院を利用するという経験をすることができました。

 

アメリカの医療費が高いことについて以前書きましたが(アメリカの健康保険について参照)今回、非常にいい比較ができました。

 

まず、救急車で病院に行きました。

 

以前、こちらで夫と子供達が雪道の高速道路でトラックが横滑りしてきて事故に遭ったことがありました。

 

その際、娘がお腹が痛い、などと言ったために救急小児病院に運ばれることになりました。その時の救急車が1000ドル(10万ちょっと)以上していたのを私は覚えていたので、つい最初はタクシーを、などと言っていたのですが、苦しむ息子を見てやはり救急車じゃないと、ということで救急車に来てもらいました。

 

家に帰って請求書を見ていたら救急車の分はどこにもないので、そのことを言っていたら母が日本では救急車は無料だとのこと。びっくりしました!だから乱用する人がいるんだそうですね。

 

友達に言ったら「日本で大学も行って社会人してたのに忘れちゃったのー?」と言われましたが、ほんと、忘れてしまったのでしょうか。もともと救急車など縁がなかったので考えたことなかったと思いますが、もしかすると昔は無料だと当たり前のように思っていたのかもしれません。

 

まずそれで驚き、レントゲン(これも日本で普通に使われ、英語でない外来語の一つですね。ドイツの物理学者、レントゲンが発見したX線のことを日本ではこう言いますが、アメリカではX-raysと言います。)をとって、点滴をして、麻酔をして骨を元の位置に戻し、ギプスをして、と処置をしてもらったので30万しても驚かないなーと思っていたところ、たったの9万円でした。

 

これがアメリカだったら・・・と考えてしまいました。5〜60万はしたんじゃないかと思います!

 

その他、看護婦さんに支払いをしてこいと言われた時にいくらくらいかしらーと言っていたら、経理の方に行かないとわからないです、と言っていて、支払いを済ませて戻ってきたら、その看護婦さんが「いくらでしたー?」と。私も「9万くらいで済みましたー!」と喜んで言っていたのですが、それを見ていた夫が驚いていました。

 

たしかにアメリカで看護婦さんがそういうことを言うことはあり得ないですし、第一お金のことを大っぴらに話すこともないですね。アメリカはプライバシー保護がきつく、そんなオープンな場所で私的な内容の会話をすることはないですね。

 

それに請求がその場で出てくることもないです。すべて保険を通してで、もし保険のない人がアメリカで私のように医者にかかった場合はどうなるんでしょう。少し払って正式な請求はあとで来るのかもしれないですが、何週間もかかると思いますし、それまでやきもきしないといけないし、日本のようにその場ですぐ請求額が分かり、支払いもできてすっきりできるのはいいことだと思いました。

 

日米の医療制度、医療現場は色々と違いがありますが、一長一短ですね。コストを考えると断然日本の方がいいですね。息子は日本での治療、ケアが良かったと感じたようで、「日本で骨折して良かった」と殊勝なことを言ってくれました。といっても本人は骨折しても注射一本すれば治ると思っていたらしいです!遠い将来そういうことが実現するかな??

 

 

 

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